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つながりトーク

01サービス基盤部部長 × 新入社員

エンジニアの教育制度

幅広い知識と技術の習得が求められるエンジニア職。そんな朝日ネットの技術部門の1つであるサービス基盤部部長と、目下成長中の新卒社員が語らいます。

技術部門部長

K.T.

サービス基盤部
部長

2017年中途入社。ISP及び manaba の開発業務リーダーとして入社。2019年からサービス基盤部の運用業務をまとめる立場となり、2020年より同部門の部長に就任。

新入社員

I.N.

サービス基盤部

2020年新卒入社。大学院では関数型プログラムの自動検証について研究。入社後、導入研修を経てサービス基盤部へ配属。目下、各領域でのOJTで奮闘中。

新入社員

I.Y.

サービス基盤部

2020年新卒入社。大学院では生物学を専攻。入社後、導入研修を経てサービス基盤部へ配属。目下、各領域でのOJTで奮闘中

新卒エンジニアとして働くお2人の入社のきっかけを教えてください

I.Y.
僕は将来的にシステム開発に携わるエンジニアになりたいと思っています。そんな中、他の人と差別化できるような武器がほしいと考えていた時に、朝日ネットと出会いました。朝日ネットは、ISP(インターネット・サービス・プロバイダ)なので、ネットワークやインフラといったプラスアルファの知識を身に着けながらエンジニアとして働ける場所だと思ったのが入社に至ったきっかけです。
I.N.
私は大学時代にプログラミング言語の研究をしていて、その中でもツールとしての面白さや学問的な面白さがある「Haskell」を得意としていたんですが、朝日ネットは数ある会社の中でも「Haskell」を採用している珍しい会社だったんです。さらに朝日ネットの技術ブログの中で、Haskell言語についての学問的な方面での記事が上がっていたのも拝見し、自分が興味のある分野に対する専門的な技術への理解度が高そうだなと感じ、入社を希望しました。
K.T.
I.N.くんは技術ブログを見てくれていたんですね。 初めて知りました。朝日ネットはWebアプリケーションや業務システムの開発だけでなく、ネットワークやサーバなど、インフラを含む幅広い領域を運営する会社です。そうしたさまざまな領域の記事を通して会社のことを知ってもらい、I.N.くんのような興味を持ってくれる学生の方がいてくれたら嬉しいと思って技術ブログを運営しています。
I.Y.
確かにHaskellで開発しているというのは面白いですよね。日本では学問としては研究されていますが、実際のプロダクト開発での利用は進んでいないので、そういった専門的な技術への理解度が高い朝日ネットは、やはり魅力的な会社だと感じています。

朝日ネットの教育や研修制度について教えてください

K.T.
技術部門内での教育や研修は、ここ数年で見直すタイミングがあり、私が主導して役員や社員を含め1年近くかけて話し合って内容を決めました。技術部門を大きく分けると、「Webアプリケーションや業務システムなどの開発を行う領域」、「サーバインフラを中心としたシステム系の対応を行う領域」、そして「バックボーンネットワークを中心としたネットワークの対応を行う領域」の3つのカテゴリーがあります。新卒向けの研修内容は年によって違いますが、例えば2020年度入社のケースだと、それぞれの領域で1か月ずつ、トータルで3か月間の座学と実技的な教育を行っています。その後、OJTとして各領域を順に回ってもらい、およそ半年間の教育を用意しました。
I.Y.
ネットワークの研修を受けたとき、個人では絶対に持っていないような機材やルーターを実際に触れたのは貴重な体験でした。それぞれ機材をひとり1台ずつ持たせてもらい、座学で学んだことを実機で実際に試しながら、時には遊んでみたり、ローカルのネットワークを作ってみたりと、とにかく楽しい研修でしたね。
K.T.
最近の学生さんは「プログラムを書いてます!」という方は増えていますが、サーバーやネットワーク関係となると話しは変わってきます。どうしても学生時代に触れる機会は少ない分野なので、入社したときにそこをフォローする教育を行う必要があると思っています。。技術は好きになれないと成長は難しいと思っていて、そのきっかけを作ってあげることは意識しています。現場に入ればいくらでも触ることになる機材ですが、研修の時点で実機を触れた方が研修も楽しいですし、仕事への興味も持てると思い、そういった研修を取り入れています。

入社前と入社後で会社の雰囲気などにギャップは感じましたか?

I.Y.
入社する前はまさかそんなに手厚い研修を行っているとは思っていなかったので、その時点でとても驚きました。しかもひとりの教育担当の方が入って、幅広いジャンルに関していろいろ見てくれるという万全のサポート体制で、いたれりつくせりの研修でしたから。大学ではこういった分野を専門として選んでいなかったので、基礎的な知識を身につける場所を提供していただけたのは、非常に良い機会となりました。
I.N.
僕は興味がソフトウェア寄りなのですが、サーバーやネットワークなどインフラについて幅広い分野の研修を受けることができたのはとても新鮮でした。特にネットワークに強いエンジニアの方から少人数で教育を受けられたのは貴重な経験だったと思います。
I.Y.
あとは朝日ネットに限らずなのですが、会社ってもっと上司や先輩が怖かったりして、殺伐とした場所だと思っていました。だけどここは、K.T.さんのような部長クラスの方もとても話しやすくて、全体的にとても和やか。互いに良い環境の中で仕事をしている印象があります。
K.T.
私自身4年前に朝日ネットに中途入社したんですが、印象として「非常にコミュニケーションの取りやすい会社だな」と感じたのを覚えています。分かりやすい例で言うと、役職者を役職名ではなく、「さん」付けで呼ぶ文化が最近広がっていますが、朝日ネットも勿論そうです。

働く環境についてはどのように感じていますか?

I.Y.
他のIT系の会社に比べても労働時間は短い方じゃないでしょうか。定時は10時から18時で、うち1時間はお昼休憩だから実質7時間勤務。さらに水曜日と金曜日は「定時退社日」と決められていて、全社員、基本的に定時で帰ることを心掛けましょうということが徹底されているんです。
I.N.
長時間働くハードワークというよりは、短い時間で効率良く仕事をやっていきましょう!といった風潮ですよね。効率良く仕事を進めることの難しさはありますが、とても働きやすい環境だと思います。
K.T.
会社の取り組みとして労働時間にはとても気をつけていて、ルールや取り組みはかなりしっかりしていると思います。それと新卒エンジニアへのサポート体制という意味では、何かわからないことがあってもSlackで質問を投げておけば必ず誰かが回答してくれる。もしわからなくても、「あの人なら知ってるよ」といった案内をするようにしています。技術的な会話が好きな人が多いので、回答に対してスレッドで議論が始まることもあるくらいです。
I.Y.
本当にみなさん助けてくださいますね。自分の担当外だとしても、詳しい方が「ここはこうだよ」と丁寧に指導してくれたり。業務上は教育担当の方がいてくださるので質問もしやすいですし、日常的なコミュニケーションもとりやすいです。
I.N.
そうですね。Slackに質問を投げておいて、後で回答してもらうことは多いですね。毎日日報を提出しているのですが、質問欄に何か書いておくと翌日に必ず誰かが回答を書いておいてくれるので、もし会話をするタイミングがなかったとしても質問がしやすい環境で助かっています。

最後に、I.N.さんとI.Y.さんのようにエンジニアを目指し、
朝日ネットへの入社を考えている方々にメッセージをお願いします

K.T.
早く独り立ちしたエンジニアになってほしいという想いは当然ありますが、まだまだ社会人になりたてなので、あまり焦りすぎることなく、貪欲に勉強して経験を積んでいってほしいです。エンジニアとして将来的に自分が何をやっていくかというのは各々で突き詰めていけばいいと思いますが、さまざまな分野でIT技術が支える領域はとても幅が広いので、できるだけ広く深く知識を吸収し、技術を身につけてもらいたいです。そしてインターネットを使えることが当然の現代社会において、ネットワークサービスを提供する会社のエンジニアとして、責任感と誇りを持って仕事に取り組んでもらえれば嬉しいです。
I.Y.
I.N.
はい!がんばります!

※掲載内容は全て取材当時のものです。